株式会社自律制御システム研究所(本社:千葉県千葉市、代表取締役CEO:野波健蔵、以下ACSL)は、LTE網を利用したドローン遠隔制御の実証実験において、千葉市幕張本社の基地局から約60キロ離れた横須賀市のドローンへの制御を行い、史上初の遠隔制御による自律飛行に成功しました。さらに、搭載されたカメラが映し出した横須賀上空の映像やドローン情報をリアルタイムで監視することも可能としました。
今までのドローンは特定の無線のみを使用していたため、運用者は目視見通し内又は直接電波見通し内約1キロまでの運用が一般的で、取得した映像と機体情報も別々の無線を利用して伝送されていましたが、今月6日、株式会社NTTドコモが横須賀市における『無人航空機における携帯電話の利用に関わる実用化試験局の免許』を取得したことにより、ドローンがLTE網を利用した実証実験を行えるようになりました。
今回の実験に使用したドローンはACSL標準機であるMS-06LA-15、基地局ソフトウェアであるX-MonitorはLTE網用に改良して機体情報と同時に映像もリアルタイムで確認できるようになったことから、遠隔地にいる運用者はX-Monitor上でウェイポイントを容易に意思決定できるようになりました。あらゆるモノがLTE網につながり制御ができるようになるIoT技術を適用したことにより、目視見通し外かつ直接電波見通し外のドローンを遠隔から制御できることを実証しました。
ACSLは、今後もLTE網を利用した実証実験を重ね、ドローンのさらなる安全運用の確立に取り組んでまいります。

 

幕張基地局 操作の様子

 

幕張基地局 画面(横須賀上空の機体情報)

 

幕張基地局 画面(横須賀上空の映像)

 

横須賀ドコモR&D センタ周辺を自律飛行するドローン