ACSL、7月23日~25日開催の第11回 国際ドローン展に出展-最新マルチユースドローン「PF4」、SBIRで開発中の次世代小型空撮機の試作機を展示
- 2025年7月23日(水)~25日(金)に東京ビッグサイトにて開催されるメンテナンス・レジリエンスTOKYO2025内の「第11回 国際ドローン展」に出展
- 今年10月に上市を予定している最新マルチユースドローン「PF4」を、主となる物流ユースケースの他、測量ユースケース等の実例を交えて展示(「PF4-CAT3」として第一種型式認証申請中)
- 経済産業省の「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR)」において開発を進めている次世代小型空撮機の開発試作機第一弾を展示
株式会社ACSL (本社:東京都江戸川区、代表取締役Co-CEO:早川研介・代表取締役Co-CEO:寺山昇志、以下、ACSL)は、2025年7月23日(水)~25日(金)に東京ビッグサイトにて開催されるメンテナンス・レジリエンスTOKYO2025内の「第11回 国際ドローン展」に出展しますので、お知らせいたします。
国内及び米国で活用が進んでいる国産ドローンSOTEN(蒼天)の展示はもちろんのこと、最新マルチユースドローン「PF4」の各種ユースケース事例を交えた展示、さらに経済産業省の「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR)」に採択され開発を進めている次世代小型空撮機※のご紹介を今回初めて実施いたします。来場者のみなさまに最新の国産ドローンを見て、触っていただける展示となっています。
ブースイメージ
■みどころ
みどころ①:最新マルチユースドローン「PF4」の展示、Yellow Scan社の「Ultra3」を載せた広域目視外測量の事例も紹介!
PF4は、物流を中心に様々な用途での運用を可能にする、革新的な産業用マルチコプターです。約5kgのペイロード搭載時に40kmの飛行が可能な長距離飛行性能の他、高い着陸精度および耐風性能、全天候対応など先進のフライト機能を備えております。
今回、PF4のマルチユースの事例としてYellow Scan社の「Ultra3」を搭載し実施した目視外広域測量飛行の実例等も合わせて紹介いたします。約13kmの距離をマルチコプターによる1フライトで測量した世界的にも極めて貴重な事例となります(実力値として20kmにわたるエリアの測量が可能です)。
PF4によるレーザー測量データ(a)RGB
PF4によるレーザー測量データ(b)高度
みどころ②:SBIRで開発中の次世代小型機の試作機体第一弾の展示
当社は「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR)」に係る事業者に採択され、「行政等ニーズに応える小型空撮ドローンの性能向上と社会実装」事業において次世代小型ドローンの開発を進めております。今回、その開発中機体のご紹介および試作機実機の展示を初めて行います。
本機体は、耐風性能や飛行時間、対候性、携行性、障害物回避機能、カメラ性能などの小型空撮機における基本性能を大きく向上することを目指しています。さらに、当社がこれまで培ってきたナレッジを基盤に、自律制御技術及びセキュリティ機能を強化するとともに、AI技術を融合させることで、「誰でも、どこでも、高いレベルで簡単に使用できる」ことをコンセプトに開発を進めています。
本機体には、小型機であっても高い耐風性、機動性を保持するために、ニデック株式会社の最新モータ「24X」を採用し、高い飛行性能の実現を進めております。
ニデック株式会社 副社長執行役員 北尾宜久氏コメント
ドローン用モータ「24X」は、当社がもっとも得意とする「軽薄短小」(軽く、薄く、短く、小さく)を極限まで追い求めた製品で、重量比では業界トップクラスの出力と効率を持っています。ACSLとの協業によりドローンのさらなる性能向上に努めていきます。
また、低消費電力でありながら強力なAI処理能力とヘテロジニアス・コンピューティング・アーキテクチャを備えたQualcomm Technologies, Inc.(以下、クアルコム)の最新かつ最先端のSystem-on-a-Chip(SoC)「QCS8550」を採用し、従来を大きく上回る高度な自律飛行、リアルタイムでのデータ処理・分析能力、そしてより安全かつ効率的な運用を実現します。
クアルコムジャパン合同会社VP & President 中山泰方氏コメント
ACSLとの協業を通じて、当社の最新プラットフォームである「QCS8550」が、ドローン技術の進化に大きく貢献できることを嬉しく思います。ACSLの高度なドローン開発技術と「QCS8550」の高性能が組み合わさることで、様々な産業分野において革新的なソリューションが生まれると確信しています。
■出展詳細
・開催日:2025年7月23日(水)~25日(金)10:00~17:00 メンテナンス・レジリエンスTOKYO2025内第11回 国際ドローン展
・会場:東京ビッグサイト 東展示棟
・ブース:5-J12(国際ドローン展ゾーン)
・入場:無料 ※来場者登録が必要です。以下よりご登録をお願いいたします。
・展示会HP:https://mente.jma.or.jp/structure/drone.html
※「中小企業イノベーション創出推進事業」における「行政等ニーズに応える小型空撮ドローンの性能向上と社会実装」事業への採択に関するお知らせ
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