大型案件の受注に関するお知らせ
世界のドローン市場では経済安全保障や環境配慮に関する政策が加速しております。米国ではNational Defense Authorization Act(NDAA)によって、ロシア製や中国製のドローンの政府調達が禁止されており、また、中国製ドローンメーカーのDJI社は、2022年10月より米国国防総省の「中国軍事関連企業」に指定されております。このような市場環境の中で、当社グループは、経済安全保障、企業向け対応及び用途特化型をキーワードとしたポジショニング形成が可能と考えております。
こうした背景から、当社は2023年1月にカリフォルニア州に米国子会社であるACSL, Inc.を設立し、当社製品の販売、サポート、修理及びサービス支援を行うディストリビュータとして合計20社以上と販売代理店契約を締結しており、これらディストリビュータを通じて、全米で販売を展開しております。
この度、当社の米国子会社であるACSL, Inc.は、販売代理店契約を締結するAlmo Corporation DBA Exertis Almo(以下、Exertis Almo)より小型空撮機体「SOTEN(蒼天)」400機の注文を受注いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1.受注の概要
当社の米国子会社ACSL, Incは、米国にてExertis Almoより以下の大型案件を受注しております。
受注内容:小型空撮機体「SOTEN(蒼天)」
受注金額:3,000千米ドル(4.5億円)※
納期:2026年3月(予定)
※ 1米ドル=150円で算定
2.今後の見通し
本案件の受注による業績への影響につきましては、2025年8月6日公表の 2025年12月期(通期)連結業績予想に織り込み済みです。また、2026年12月期の業績への影響につきましては、現在精査しており、今後公表する業績予想に織り込む予定です。
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