ACSL、国内唯一の第一種型式認証機体であるPF2-CAT3の型式認証の更新を完了
- 国内唯一となる第一種型式認証機体のPF2-CAT3について、2026年3月9日付で、第一種型式認証の更新を完了
- 現在、第一種型式認証を取得した実績を持つのはACSLのPF2-CAT3のみ
- 型式維持には量産能力・均一性の担保が必須。ACSLは制度理解に基づく高度な管理体制を整備し、継続的な量産・品質管理を実現
株式会社ACSL(本社:東京都江戸川区、代表取締役Co-CEO:早川研介・代表取締役Co-CEO:寺山昇志、以下、ACSL)は、2023年3月13日付で取得していた第一種型式認証の更新を行い、2026年3月9日付で手続きが完了しました。これに伴い、国土交通省より更新後の型式認証書を取得いたしました。
PF2-CAT3は現在の型式認証制度開始後、2023年3月に日本で初めてとなる第一種型式認証を取得した機体であり、今回の更新も日本で初めてのケースとなります。型式認証の維持には、設計・製造工程における安全性・均一性の確保に加えて、認証仕様を継続的に量産できる体制と制度理解に基づく管理能力が求められます。ACSLにおいてこれらの体制が適切に維持・管理されていることが確認され、今回の更新完了に至りました。
■PF2-CAT3について
PF2-CAT3(正式名称:ACSL式PF2-CAT3型)は、レベル4飛行に対応すべく開発され、2023年3月に日本で初めて第一種型式認証を取得した機体です。
型式認証制度とは、国土交通省が航空法に基づき、特定飛行に資することを目的とする型式の無人航空機の強度、構造及び性能について、設計及び製造過程が安全基準及び均一性基準に適合するか検査し、安全性と均一性を確保するための認証制度です。航空法等の改正によるレベル4飛行の解禁に合わせて2022年12月より開始されました。第一種型式認証を受けた型式の無人航空機は、レベル4飛行の要件である第一種機体認証の検査の一部が省略されます。
PF2-CAT3は国内初の第一種型式認証取得機種として、複数のレベル4飛行実証に活用され、ドローン配送の社会実装をけん引しています。
| 機種名 | ACSL式PF2-CAT3型 第一種型式認証、第一種機体認証取得 |
| 外寸 | 1,174mm×1,068mm×601mm (プロペラ含む) |
| 重量 | 最大離陸重量 9.8kg |
| 最大飛行時間 | 17.5分(最大離陸重量時) |
| 最高速度 | 水平:10m/s(36km/h)、上昇:3m/s、下降:2m/s |
| 飛行方式 | 電動・自律制御 |
| 監視方式 | 地上局PC画面上で挙動監視 異常時警報表示、緊急着陸などの指示に対応 |
| その他 | 非常用パラシュートを搭載 運航時は最大1.0kgの荷物などを搭載 風速10m/sまで運航可能 |

PF2-CAT3
■型式認証の更新について
型式認証の維持・更新には、
・安定した量産体制
・設計及び製造工程の均一性
・制度理解に基づく設計・変更管理の厳格運用
等の能力が求められます。
ACSLは、制度開始当初から航空局との協議・審査に対応してきた経験を有し、型式の維持に必要な管理能力を組織として蓄積してきました。今回の更新完了は、ACSLの量産体制および品質保証体制が制度に適合していることを示すものです。
ACSLは中期経営方針「ACSL Accelerate FY26」において、“世界中の安全・安心を支える人が頼れるメーカー”を目指し、6つの重点戦略を掲げています。
PF2-CAT3の型式認証更新は、重点戦略の一つである「社会インフラ維持・管理の国産化」を直接支える取り組みであり、ドローン配送等の社会実装の加速に資するものです。
今後もACSLは、認証取得機体の提供と高度な運用支援を通じ、物流・点検・防災など社会インフラ領域の課題解決に貢献してまいります。
PDFはこちら