ACSL、静岡県小山町と災害時等における支援活動等に関する協定を締結
- ACSLは、2025年1月29日に、静岡県小山町と災害時等における支援活動などに関する協定を締結
- ACSLは、日本のドローン業界をリードするドローンメーカーとして、これまで積み重ねてきた現場支援の経験を活かし、災害発生時等の情報提供や物資輸送などの支援を実施
- これまで多方面にて災害発生時等の支援を行う中で、災害発生時や防災分野でのドローン活用の有用性を確信しており、今後も同分野でのドローンの活用を推進していく
株式会社ACSL(本社:東京都江戸川区、代表取締役CEO:鷲谷聡之、以下、ACSL)は、2025年1月29日に、静岡県小山町とドローンを活用した災害時等における支援活動等に関する協定(以下、本協定)を締結いたしましたので、お知らせいたします。本協定に基づき、災害発生時におけるドローンを活用した被災現場等の状況把握や捜索、物資運搬の他、平時における防災活動やドローン活用のための人材育成について、支援を行ってまいります。
協定締結式の様子(左:込山正秀小山町長、右:ACSL代表取締役CEO鷲谷)
■ACSLの災害支援の取り組み
ACSLは、「技術を通じて、人々をもっと大切なことへ」というミッションのとおり、災害時に被災した地域に駆け付ける自衛隊や地域住民を守ろうとする地方自治体が抱える課題を、当社の技術を通じて解決したいという思いから、ドローンを活用した被災地支援を積極的に行っております。過去には、東京都からの要請で2019年10月の台風被害の際、孤立状態の集落への緊急物資輸送を実施したり、陸上自衛隊東部方面隊との協定に基づき、2021年の熱海市伊豆山で発生した土石流災害への支援を行いました。
昨年2024年は、1月に発生した能登半島地震に続き9月には能登半島豪雨が発生し、同地域に甚大な被害をもたらしました。ACSLは両災害時に、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の指揮統括の下、自治体からの要請を受けて災害時支援活動を実施いたしました。能登半島地震の際は輪島市内においてドローンによる捜索や被災状況確認、物資輸送等の活動を実施し、能登半島豪雨の際は同市内において道路被災状況の調査等を実施しております。
ACSLは、地方自治体との災害時等における支援活動等に関する協定の締結や陸上自衛隊中部方面隊の災害対処訓練への参加※など、災害対応分野での活動に力を入れています。昨年の能登半島地震や豪雨での災害支援活動の経験等から、災害時のドローンの有用性を改めて確信する一方で、より迅速な飛行調査対応や悪天候時の飛行の安全性といった今後の課題も見えてきており、地方自治体や自衛隊との連携を強化しながら課題に取り組んでまいります。
輪島市でのドローンによる被災状況調査の様子
ACSLは、日本のドローン業界をリードするドローンメーカーとして、これまで積み重ねてきたドローンによるレベル3(無人地帯における補助者なし目視外飛行)やレベル4(有人地帯における補助者なし目視外飛行)での現場支援の経験を活かし、災害発生時等の情報提供や物資輸送などの支援を行っていくとともに、災害発生時や防災分野でのドローンの活用を推進してまいります。
※ACSL、陸上自衛隊中部方面隊の災害対処訓練「南海レスキュー2024」に参加
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