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プレスリリース
2025.06.05
プレスリリース

福岡県がACSLの国産ドローンを使用した被災状況調査訓練を実施

  • 福岡県は、2025年5月28日に被災状況調査を想定した高機能ドローンの飛行訓練を実施
  • 飛行訓練には福岡県が導入しているACSLの国産ドローン「ACSL-PF2」と、固定翼型ドローンが使用された
  • ACSLは災害対応用途に特化したカスタマイズ機体を展開しており、今後も機体開発や運用支援等で災害支援・防災分野でのドローンの活用を推進

株式会社ACSL(本社:東京都江戸川区、代表取締役Co-CEO:早川研介・代表取締役Co-CEO:寺山昇志、以下、ACSL)の国産ドローン「ACSL-PF2」が、2025年5月28日に実施された福岡県の高機能ドローンの飛行訓練に使用されましたので、お知らせいたします。

■飛行訓練の概要
福岡県では災害時の道路・河川等の被災状況を迅速に把握することを目的に、「ACSL-PF2」を導入いただいております。今回の訓練では「ACSL-PF2」と固定翼型ドローンを使用して、砂防河川約3km区間を撮影し、空撮した画像の県庁へのリアルタイム配信が行われました。
固定翼型ドローンは飛行速度が速く長時間飛行できる特性があり、広範囲の調査に適しているのに対し、マルチコプター型の「ACSL-PF2」はホバリングや垂直方向の移動、方向転換など機動性の高い飛行が可能で、高低差がある山間部や蛇行した道路の調査に適しています。福岡県ではこれらの機体を使い分けることで、より迅速な被災状況把握ができるよう体制構築が行われています。

■ACSL-PF2について
ACSL-PF2は中型のプラットフォーム機体で、ニーズに合わせて機体をカスタマイズすることで様々な用途で活用できる機体です。特にニーズの高い物流・インフラ点検・災害/警備の用途については、用途別に使いやすくカスタマイズした「PF2-AE Delivery(物流)」「PF2-AE Inspection(インフラ点検)」「PF2-AE Disaster Relief / Patrol(災害/警備)」を展開しております。ACSLがソースコードレベルから独自開発したドローンの制御を司るフライトコントローラを搭載し、通信を暗号化することで情報漏洩の可能性を低減させているため、セキュアで安心な機体として活用いただけます。また、リモートIDモジュールを搭載しており、無人航空機の登録制度にも対応しています。
福岡県がACSLの国産ドローンを使用した被災状況調査訓練を実施PF2-AE Disaster Relief / Patrol

ACSLは、「技術を通じて、人々をもっと大切なことへ」というミッションの元、災害対応において自衛隊、地方自治体、企業が抱える課題を当社の技術を通じて解決したいという思いから、被災地でも安全に活用いただける国産ドローンの開発、訓練等の運用支援、災害支援活動に取り組み、災害支援・防災分野でのドローンの活用を推進してまいります。

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